断酒後の問題 その4 (酔った人への嫌悪感、そして自己嫌悪)
こんばんは。
ふなしです。
断酒後の気持ちの問題で、自分は自分が酔っぱらい人生だったくせに、
世間の酔っぱらいの人に異常なほど腹が立つ時期がありました。
勿論今も度を越してる人には同じなんでしょうが、
そんな人は飲み屋とかに行かなきゃ遭遇しないと思うので、
自然と見なくなってるからいいのですが。
一時期は電車の中とか道歩いてる時に、
普通に酔っぱらって、ちょっと声が大きい人とか、
ワイワイしちゃってるようグループとか、
別に夜ならば、珍しくもない、よく見る光景に対しても
なんか嫌な気持ちになってました。
なんって勝手な奴なんだって自分のこと思いながら。
自分なんてあんなもんじゃなかったのに。
そう思うと自分で自分が嫌になります。
相棒に対してもそうでした。
そうなると「酒がどれだけ怖いか」など、
自分のあの忌まわしい離脱症状のことなど、
自分は相棒を心配してるからこそ言う。
だから聞いてほしいと、くどくど話したりするわけです。
とにかく大きなお世話なのです。
家では飲まないでいてくれてるし、飲み会の回数も減らしてくれてるのに。
自分は、なんって嫌な奴なんだ。
おい、お前って最低だな、
ふなしさんよぉぉ~( ̄▽ ̄)ぉぉぉ~
あ・・あれ?
自分はいったい何に対して怒っているんだろうか?
酒?酒を飲む人?過去の自分?今の自分勝手な自分?
なんだって?何に怒ってるかわからねえってか?
ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!!
そんな自分が言う言葉が相手の心に響くだろうか?
もっとさ、心に余裕を持とうよ。ふなしさんさあ( ̄▽ ̄)
酔っている人への嫌悪感っていうのも、
一時期酒を異常に憎んでいたのと同じで
長い断酒の旅で最初の頃に通る道なのかもしれません。
それにしたって自分勝手ですよね、すんません。
そこでもう一回「酒と自分」「自分と酒」を見つめなおし、
ナイフや包丁と自分とか、車と自分とか、
部屋とYシャツと自分とか、
いろいろパターン作って考えてみました。
あとネットと自分も。
ちょっと横道にそれてしまいましたが、そんなこと考えていたのと、
本やブログ読んだり、人の話聞いたり、時間も少しずつ経ってきて、
そういう感情はなくなりつつあります。
他人に対して「自分のようになってほしくない」そういう善意のつもりが
いつの間にか攻撃的な気持ちになるのは、
まだ自分自身整理できてないからではないかと。
今は自分の反省や、これからについて土台を固める時期。
他の人に意見しているほど断酒も依存症のあれこれもわかっていません。
もっと上手に伝えられるようになるまで、
それは断酒の先輩方にお任せした方がいいんだよなって思います。
そして断酒も更新もつづく。