蒼いフォトグラフ

こんばんは。

ふなしです。

 

「安心してください。はいてますよ。」のとにかく明るい安村をみると、

ふなしオトンを思い出します。

 

あれはふなしが、まだかわいらしい小学生だった頃、

ある夏の日曜日のことです。

「おい!ふなし!カメラもってこい!」と。

 

カメラを持っていくと、そこには酔っぱらって裸でパンツ一丁のオトンが。

( ̄▽ ̄)

 

昭和真っ只中です。

スマホや携帯、デジカメもなかった時代。

カメラにフィルムを入れ、それを写真屋さんに出して現像してもらう時代です。

 

とにかく明るいオトンが真っ赤な顔で、

とにかく明るい安村の格好で笑っていました。

( ̄▽ ̄)え?

 

「写真撮れ」

 

げ・・・( ̄▽ ̄)やだな。

 

仕方なくパシャリ。

 

そのままカメラ置いて行こうとすると、

「おい、ちゃんと写ってるかわからないからもう一枚。」

 

嫌々パシャリ。

 

窓際に立ちカーテンをつまみ「こっちからも」

 

( ̄▽ ̄)「は?アイドルかよ」

も、いいやパシャリ。

 

とにかくご機嫌で、階段を数段登ってポーズまでつける始末。

 

パシャ、パシャ

 

1ポーズにつき

「ちゃんと撮れてないと没になるから」

と2,3枚ずつ。

 

デルモかよ。( ̄▽ ̄) 

 

嫌だけどいちいち確認。

 

最後の一枚はわざわざ日があまり当たらない部屋に移動し

電気をつけ、ドヤ顔で腕組みしました。

 

これまたおぞましい。パシャリ。

 

24枚撮りフィルムで、ふなしが自分の手でフィルム入れましたから、

間違いなく24枚がオールオトンなのであります。

ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!!

 

かろうじてオールヌードではないが。

勘弁してくれよ、オイ。

 

小学生の身で篠山紀信ばりの撮影をこなしたふなし。

しかし被写体は宮沢りえではなく、オトン。

 

「オイ、これ早く出しておけ。早く見たい。」

 

えーーーーーーーー( ̄▽ ̄)まっさか、本当にだすわけ?

 

しかしその時代だったのか?店の都合か?

その日でなく、仕上がりは翌日でした。

 

早く取りに行かないとうっさいなと思い、

次の日オトンから預かってる金を持って

学校帰ったらダッシュで受け取りに。

 

写真屋さんへ行くと

「・・・・・・こ、このお写真で間違ってないわよね」

あれ、明らかに笑いをこらえてるよな?

 

恥ずかしいけど、確認でみると一番最後に撮った

光と影の中で腕を組んでいるあの写真でした。( ̄▽ ̄)

 

夜オトンが帰ってきたので早速差し出しました。

「はい、できてたよ」

 

中もみたくなかったので、(不本意ながら生でみちまったし)

そのままさっさと自分の部屋へ戻ろうとしたところ

後ろから唸るような声で・・・

 

「おーーーーーい、なんだあ?この写真はあああああ」

「バカにしてるのか!?誰が撮ったあ???」

 

( ̄▽ ̄)「は?」

 

そしてオトンは写真を床に叩きつけました。 

一瞬あまりの大声にひるんだものの

 

写真屋で辱めを受けたのは、

酔っぱらってみっともない裸体をさらしたオッサンではなく、

このふなしなのであります!

 

温和なふなしもぶちきれました。

 

「もれなく笑顔でうつってんだろうがーー!」

 

床にばらまかれたおぞましい写真を拾い、

びりびりに破いてやりました。

 

写真は演歌歌手の紙ふぶきのように・・・

 

まあその辺りから冷静に満面の笑みで写ってる自分に

盗撮ではないなとお気づきになったようで、

静かにお片付けしてましたが。

 

何年か後にセロハンテープで貼ったそれをみることになります。

 うわ( ̄▽ ̄)

 

ったく、勘弁してくれよー。

 

いまはラブラブのカップルも裸で写真をとってるようですが、

安心できませんからやめましょう。( ̄▽ ̄)

 

あとで「こんな写真知らない」といったところで

笑顔で写っていたら終わりですからね。残念。

 

酔っぱらった写真は自分も結構ありますが、みれたもんじゃありません。

きっぱり捨てました。 

 

※参考 松田聖子「蒼いフォトグラフ」

 

 安心してください。飲んでませんから。

 めげずに更新もつづく。

 


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