依存症は治るのか?

おはようございます。

ふなしです。

 

依存症の治療の目的ってなんでしょう?

自分は酒の離脱症状でどうしようもなくなって止めました。

そもそもブラックアウトなんてほぼ当たり前の飲み方でした。

 

だいたいの人が「自分でもうやめないと」と決めてやめてますよね。

自分はもう頭おかしくなりそうでやめるしかなかったんです。

( ̄▽ ̄)え?今もおかしいって?

自分は依存症の中でも「どうしようもない部類」に入るんだと思います。

 

で、依存症の治療の目的ですが、これは問題行動(=酒)をやめるだけです。

「自分が」酒をやめる、別に悟りを開く必要もないし、誰かを救う必要もない。

 

ただ断酒当初から「それだけではだめだ」とも言われますよね。

「表面だけでは何も解決しない」

「心の底の悩みを解決しないとなにも変わらない」

 

ただ、そこに行くまでにはまず断酒を安定させることが最優先なのではないでしょうか?

 

結局問題ある行動(アルコール依存症の場合は飲酒)は変えなければなりません。

それは脳の仕組みが長年の飲酒によって変わってしまっている病気だからです。

 

でもそれだけ(飲酒をやめるだけ)で治療になります。

なんてわかりやすく簡単なのでしょう?

他の病気の方からしてみれば、「そんなの病気っていうのかよ?」的な。

 

こういう理由で石も投げられることもあります。

※本物の石ではありません。冷たい視線ってことです。

( ̄▽ ̄)・・・・・あー。

 

そして「ずーっと治療し続けなければなりません」一生ね。

完治ってものはありません。死ぬまでね。

( ̄▽ ̄)さて、これをどうとるかは貴方しだいです。

 

これは依存症の治療のことだけでなく、人間は行動を変えなければ心の持ち方そのものもいつまでたっても変わりません。

だからそんな自分に嫌気がさして、また悪いとわかっているのに問題ある行動を起こしてしまうのではないでしょうか?

 

結局「酒をやめる意味」は酒をやめ続けないとわかりません。

 

依存症の治療には四段階あるということで、まずはとにかく体から毒を抜く。

「解毒期」が必要です。

これが取り掛かりです。

 

「解毒期」の段階で「自分の心底の問題」とかいっても無理じゃないですか?

自分にはとてつもなく大きな課題で無理でした。

( ̄▽ ̄)ギブアーップ!

そこが問題と言われればそうなのかもしれませんが、あの時期にそんなこと考えていたら、今頃まだ「断酒すること」と涙目で闘っていたと思います。

 

自転車に一回で当たり前に乗れる子が、自転車になかなか乗れない子を不思議に思うように「酒を飲まないことの何がそんなに辛いんだ?」という人には「その治療なんのこっちゃ?」なんです。

 

でも3年、5年経つと「もう充分頑張ったんだから一杯飲めよ」と讃えられるわけのわからない病気なのですね。

そして調子こいて飲んだらまた石投げられそうになる。

( ̄▽ ̄)まー要するに変人だな。

 

変人でないふりをするためにも酒をやめ続けました。

よく自分をすべてさらけ出せとか言われますが、それも自分は無理っす。

そこまでできたなら良かったなとは思いますが、無理でした。

( ̄▽ ̄)ギブアーップ!

 

なので、ちまちま酒だけやめて生き続けてます。

が、それだけのはずが一日、一日積み重なっていくうちに違う芽が出てきました。

その芽が育つかどうかはまだわかりません。

 

「解毒期」は依存症治療の第一段階です。

そこからすべてをはじめるために、酒を手放すことになるんですね。

 

今日も断酒で。

更新もつづく。