やめられない
こんばんは。
ふなしです。
やめなきゃいけないのはわかっていたのに、やめられなかった。
あの時のことはこう言うしかないです。
自分が酒に追い詰められていて、他に何か考えることなんて沢山あるのに、
やらなきゃならないこともあって酒飲んで酔っ払っている場合じゃないのに。
酒が手元になくなれば、もう手に入れる(飲みに行くとか、買うとか、買ってきてもらうとか)ことしか考えられず。
もうやめられない、どうするんだ、どうしようもない、もう遅い・・・
なんでこんなことに・・・
そんなことばかり頭をグルグルしてました。
やめなきゃいけないって思いながら、思っているそばから酒を飲む。
飲めば朦朧としてきて「なんだ別にいいじゃないか、酒くらい」と気持ちが大きくなる。
しかし暫くすると酒以外のことも自分の全てが嫌になってくる。
過去に一ヶ月くらいはやめてみたこともある。
飲むのを再開するときにはワイングラス一杯とかで済む。
でもいつのまにか元に戻っていて、
前よりもどんどん執着が酷くなった。
断酒を一生すると覚悟を決めたとき「酒を飲まない、ただそれだけ」と。
そこからいろいろあって、今は断酒だけでなく、いろんな気持ちとかあるんだけど、
最初は酒をやめるところからしか入口はないと思う。
酒は思っている以上に怖い飲み物で、例えとして「農薬を薄めて飲んでいるようなもの」と言われることもあり、実際どんどん体調は悪くなっていく、
それなのに、どんどん抜けられなくなっていく。
やめようとしているのにやめられないってことは、現在の症状がどうであれ既に依存があるわけで、症状が出たときにやめても手遅れかもしれない。
肝臓は本当に壊れてしまうまで、健気に働き続ける。
だからなかなかわからない。一日酒を抜けば値も戻ったりする。
脳も変化していくが、脳の変化は酒を飲んでいては気が付かない。
というか、酒を飲んでいるときが普通と脳は書き換えられてしまっている。
脳が変わってしまっていて、酒を飲みたいという本能を理性で止めることはもうできなくされてしまっている。
酒を見る目が、犬や猫がエサをもらう時の目に似てます。
そんなこわいことってあるだろうか?
自分もそんなひとりです。
こんなこと知るのも怖かった。
やめる前は、飲み続けるのも怖かったけど、やめるのも怖かった。
今はやめてよかったと思ってます。
おどかそうとして書いているわけじゃありません。
出来れば一緒に断酒を続けたいなと思います。
今日も断酒で。
更新も続く。