振り返る4
おはようございます。
ふなしです。
依存症は精神依存から身体依存へと長い年月をかけて進んでいきます。
だんだんと少しずつ進むため気がついたらやめられなくなっていた、やめると逆に調子が悪くなるなどの理由で、酒を飲まない、ただそれだけのことがびっくりするくらい大変になってしまっています。
酒をやめるなんてもう考えられなかった当時、自分がおかしいのは酒が悪さしてきてるのがわかっているのに、それでもやめられませんでした。
( ̄▽ ̄)なぜまた飲んでしまうのか・・・
誰かに止めてほしいけれど、やっぱり止められたくはない。
真正面から酒をやめろとは言ってほしくない。
( ̄▽ ̄)なんなんだよ
今日だけは飲むのやめよう・・・からの・・・今日だけは飲もう
( ̄▽ ̄)てめー何言ってるんだ?
飲めない酒も出てきた。
口当たりのいい方がいい、なのに強い方がいい。
( ̄▽ ̄)いよいよ話が滅茶苦茶だな。
最後は強い缶チューハイが多かった。
家は相棒も酒が好きで、家で酒を飲むことは特別なことでもなかったのに、
最後の方は飲んでいるところを見られたくない、酔っぱらってると思われたくないと
必死に酔ってないように見せようとしていた気がする。
よくないことってわかってたんだろうな。
飲まなきゃいいだけ。ただそれだけ。
だけどやめられなかった。
今もまだ飲酒欲求があるとは書いたが、それは「どうしても飲みたい」と強く思うようなものではないです。
実際今でも酒を見た時、飲み屋を見た時、飲んでた時を思い出したときなどにふわっと何かが蘇ってきます。
ただ頻繁でもないし、長く続くものでもありません。
一瞬「あれ?勘違い?」みたいな小さな飲酒欲求。
これがいつ消えるとかはわからない。消えないのかも。
これがたまにある現在の自分の飲酒欲求です。
ここは変わるかもしれないし、なにしろ先のことは分かりません。
( ̄▽ ̄)わかってスッキリしたいもんだけどねー
ただ断酒してきて、酒というものをイチから調べて知って、見たくなかった自分の内面を痛いけれど知ろうとしてきたこと(ここはまだ全部出来てないけど)は小さくても力になっています。
それが断酒をはじめたばかりの方に少しでも伝わればいいなと。
グラっときそうになっても踏みとどまれば、だんだん落ち着いてくると。
自分一人で無理なようなら専門の病院になるべく早く繋がる、悩みを聞いてもらえる人を持つなど。
一人で悩まない方が自分に合った酒をやめ続ける方法も見つかりやすいと思います。
その船を漕いで行け~ お前の手で漕いで行け~
お前が消えて喜ぶものにお前のオールをまかせるな
(宙船)
酒は優しい顔している悪魔でごわす。
自分の痛み、悩みを麻薬効果で一瞬うやむやにし、
いつのまにか自分の手からオールを奪って危険な方へと漕いでいく。
溺れたのをみれば離れていく・・・あくまで悪魔です。
( ̄▽ ̄)くだらねえよ
もう悪魔にオールは渡さぬよう・・・
今日も断酒で。
更新もつづく。