実は愛されていたんだよ

こんばんは。

ふなしです。

 

今日はどこのブログもこのネタ多いかなとは思いましたが、

清原が逮捕されましたね。前から噂のあった覚せい剤です。

この話は以前から一般人でも耳にする機会が多かったことらしいので、

「やっぱりな」って人もいるし、最近テレビにも出始めていたので

「疑いが晴れたのか」って思った人もいるでしょう。

 

清原(と書きますが)は若い世代にはただのヤクザ系の人にしかみえないと

思いますが、結構なプロ野球選手です。

自分の周りにはいまだに「清原が好き」っていますし。

 

まあでもあの体とコワモての顔に似合わず、どっか根は傷つきやすい少年のままの人だったのかもしれません。

裸のガキ大将っていうか、威張り散らしてても寂しがりの甘えん坊だったのかもしれません。

 

ドラフトで事件が起こり、特に野球をみない人たちでも当時桑田と巨人を嫌い、

清原には世間と言う味方がつきます。

現実あの事件で巨人ファンを離れた人も自分は何人も知ってます。

日本シリーズ憎き巨人と戦った時最終回でみせた涙。

あれは本物の涙だったんじゃないですかね。

ただ彼がその後巨人に行くことにより「なんで?」と世間と言う味方は離れても行きます。そこらへんは野球ファンにとってもいろいろだったと思います。

 

ただ純粋に彼の野球だけの成績をみたらすごいんですよ。

それにホームランも魅力あります。

その他はまあアレですけど(笑)

 

最後は同情で呼んでもらったと言っては失礼かもしれませんが、

オリックスに行きますが、そこではよくしてもらったと思います。

最後はセレモニーもちゃんとあって、彼が過去の世間の味方にはわからない、

野球人にとっては好かれる人柄もあったのだなという気がしました。

 

でもそうやって周りが心配したり手を差しのべてくれることに感謝はしてたんでしょうが、その愛をちゃんと返すことは出来なかった。

 

だけど思います。

自分もそうだったのかもしれません。

たまに「飲みすぎだよ」「飲み方が悪い」と言ってくれた人がいるのに、

自分が酔っぱらって迷惑かけた人もいるのに、

うわっつらの反省の弁だけで、ちっとも行動で返せてこなかった。

 

挙句依存症が酷くなってからは自分のことばっかりで、

自分だけが苦しいとか、そんなことばっかりだったと。

 

清原が覚せい剤をやっていたを知っていたのは噂レベルでは結構いたと思います。

数年前の入院は毒抜きだったのかもしれません。

最近でも遠まわしに「そんなんじゃダメだよ」「くすりやってるんじゃないの?(やってたらやめなさいよ)」とサインをくれた人もいたのに、

彼は気づいたのか、気づかなかったのか?

気づいたけどやめられなかったのか?

多分優しい言葉をかけてくれる悪魔の言葉しか耳に入らなかったのでしょうか?

 

孤独な時に自分に寄ってきて優しい言葉くれる人は神様に見えるかもしれませんが、

濁った眼ではそれが悪魔でも神様に映ってしまうのかもしれませんね。

 

自分も同じです。自分だけの問題じゃないんですよね。

本当に心配してくれていた仲間を裏切る結果になるんですから。

 

酒と覚せい剤アルコール依存症にとっては酒=覚せい剤です。

今まで飲んでいた酒とはちがい、悪いとわかってて手を出すことになります。

だからそれは覚せい剤に手を出すことと同じくらいダメなことなのです。

それを改めて心に刻みます。

 

自分もやり直してますから、この機会に清原さんも目を覚ましてください。

自分なんかからしたら、あなたは物凄い人なんですから。

 

今日も断酒で。

更新もつづく。