じゃあ、一杯だけ
こんばんは。
ふなしです。
休肝日らしい休肝日もほとんどなかった自分ですが、たまには申し訳程度に何かはやってたんですよね。振り返ってみれば。
酒の範囲がどんどん広がっていく過程で、自分でも少し気にはしてたのかもしれないです。
自分のことなのに「しれないです」っていうのも変ですが、そんなに力入れてやったわけでもなく、すぐ元のように大酒飲んでますから気まぐれみたいなものだったのかな。
ここ数年のことではなく、すごく昔を必死に思い出してみると・・・
今から13年前のちょうど今くらいだと思います。
依存症なんて全然頭になかったけれど、先輩が酒で胃がやられたっていうのを見て
「もうじき30になるし、あまり飲まないようにしよう」と。
手帳に2日飲んだら1日空けるとか、健康診断の前は二週間やめてみようとか、
たまにしてましたが、あの時はそれ自体はそんなに難しくなかったです。
ただ毎日飲むのを再開すれば、あっという間に元に戻るどころか、勢いは前より増していた気がします。
「今日は飲まない日なんだ」と思っても、それでも飲みに誘われればムズムズし、
「じゃあ、一杯だけ」と行くのですが、最後はみんな「もう帰ろう」と言っても、
「じゃあ、一杯だけ」(おい!そっちかよ)になっちまってたな・・・
( ̄▽ ̄)あー
この自分の「あと一杯」は癖のようになっていたというか、
これって酒やめる前は大したことないように思ってましたが、帰ろうとしている人にしたら、うざいことこの上ないですね。
この後の電車には乗りたい。テレビみたい。部屋に帰って寝たい。風呂入りたい。嫁や彼女に怒られる。
なにがあったとか聞いたりしたわけじゃないけど、人の大事な時間を奪うという申し訳ないことを散々してたわけで、人を思いやる気持ちがたった一杯の飲み過ぎている酒に負けてしまっていました。
そして飲まないと決めた日に「じゃあ、一杯」で行ったつもりが、結果飲みまくってしまい「ちょっと控える」だけの生活すらも一気に面倒くさくさせ、あっさり終わってしまい、前のように飲んでしまっていました。
こうなるとまた「結局少し酒を飲まなくても同じじゃないか?」「同じってより前より飲みっぷりが増してるじゃないか」
だったらもっと止めようという気にはならないんですよね。
挙句「もしかしたら一旦止めたりしないで継続して飲んでいた方が量は増えないのかも?」など、結局止められない自分そのものには疑問を感じることはなかったんです。
で、改めて考えてみます。
その時の自分は酒を飲むことをコントロール出来ていたか?
こうして書いてみるとわかりますが、まーーーーたっく出来てないですよね。
( ̄▽ ̄)あ、はい。
ただ当時依存症の話をされたとして、上のようなことであっても「出来ている」と言い切ってしまうか、もしくは「少し注意していれば大丈夫」と言ってしまうような人間だったと思います。
自分そのものには疑問を感じず。
( ̄▽ ̄)あー、はい。
じゃあ・・・
今日も断酒で。
更新もつづく。