否認は最初だけではない?
こんばんは。
ふなしです。
アルコール依存症がどんな病気なのかは、世間一般にはまだまだあまり知られてません。
実際今までの自分もそうでした。
酒に対してのマイナスの話は聞きたくなかった、聞く耳持たなかったというところもあります。( ̄▽ ̄)そんなのニュースに出てた人だけだろ?
酒癖が悪い人は、それなりに周りにいても普通に暮らしてますし、飲んだら記憶をなくすという話も、以前は特別びっくりすることではありませんでした。
酔っぱらって普段自分がしないであろうことや、体調不良などで
「酒で失敗してしまったなあ」とまでは誰でもわかるところなのですが、
アル中というものが特別な酒飲みの病気と勝手に決めつけていました。
( ̄▽ ̄)まー自分が特別な酒飲みだったんだけど棚に上げてた。
いざ、酒を控えようと思ったところで、これが思っていたのと違い辛いのです。
「酒は好きだから控えないで飲んでいただけで、控えようと思えば休肝日位いつでも作れる」そう思ってしまう方も多いのではないでしょうか?
( ̄▽ ̄)自分はやめる気もなかったけど、上のように思ってたなあ。
ここからです。
「依存症だ」と言われ認めるところまでが大きな第一歩です。
否認の病というだけあって、なかなか認めたくないものでしょう。
( ̄▽ ̄)認めた途端、公に酒が飲めなくなるのが無理
しかし害がそれを上回ります。
もしくは上回らなくても「そうなるのではないか?」と心配になります。
そこで否認→認めて治療のため断酒となるわけです。
ところで最近自分で感じることがあります。
( ̄▽ ̄)なんだ?
「酒をこのままやめ続けたら、もしかしたらいつかは元に戻れるのかも?」
こういう考えは自分は今現在は勿論思ってませんが。
ただ普段全く姿を表さなくても、ひょっとしたら頭の片隅の片隅の方に常にこびりついているのかもしれません。
前にブログのコメントで頂いたことがあったのですが、アルコール依存症は、
「脳がいかに酒を飲ませるか」と常に脳があの手、この手で自分に酒を飲ませようとする病気なんだと。w( ̄△ ̄;)wえー えーーー
そうなってくると否認の病。
「否認」はなにも最初の依存症と診断された時に認める、認めないの時だけじゃないんじゃないかと・・・
「はい、依存症です。断酒しています。・・・でも・・」
( ̄▽ ̄)え?でも?なんだよ?
悪魔のようにチョロっと顔を出すこの「否認野郎」
度を越すと断酒は継続していても同時に否認も続けているというなんともいえないバランスになるのではないでしょうか。
皆さんはどう思われますか?
依存症は「否認の病」なのならば、飲酒欲求が出てない時にも、
自分は酒に関してはいつまでたっても無力なのである。
これは絶対いつになっても否認しないよう注意していきたいと思います。
今日も断酒で。
更新もつづく。