アルコール依存症を知る(精神依存のはじまり)

こんばんは。

ふなしです。

 

酒は「4合/日×10~15年」でかなりの確率で依存症になると言われています。

(女性の場合はこれより少ない(短い)場合もある)

<参考1合=ビール:中びん1本(500ml)、日本酒:1合(180ml)

焼酎:0.6合(約110ml)、ウィスキー:ダブル1杯(60ml)

ワイン:1/4本(約180ml)、缶チューハイ1.5缶(約520ml)>

 

 

では「依存症のはじまりはいつなのか?」

これは飲むことがたまに飲むということでなく、毎日ではなくてもある程度習慣となり、理由も「疲れたから」「いいこと(もしくは悪いこと)があったから」「人間関係でなにかあったから」など酒を飲む本来の目的とは違うことで飲むようになった時です。

 

じゃあ酒を飲む本来の目的ってなに?( ̄▽ ̄)

それは単に「楽しく飲む」

ただ誤解されやすいのが「楽しく飲む」とは、酒飲んで騒いで?ワイワイ・・・と思ってしまいますが(自分はそう誤解してました)

残念ながら違います。( ̄▽ ̄)えー?

 

そういうのは騒ぎたいから(発散したいから)であって、ここでいう本来の「楽しく飲む」とは違います。

 

こういう飲み方がはじまったら(最初から自分はこっちだったと思う)もう入口、精神依存のはじまりなんです。

そこからゆっくりゆっくり10~15年で身体依存へと進んで行くわけですが。

 

でも早めに気がつける人もいます。

家族や周りの人に「飲み過ぎじゃないの?」「飲み方がおかしいよ?」と言われて、そこで気がついて飲み方と量を変えることが出来る人。

そうすれば一般的な飲み方で留まれるわけですが。

 

留まれないのは本人の問題もありますが、家族や周りにたくさん飲んでる人(もしくは習慣的に飲んでいる人)がいるなどの環境もあると思います。

こういった場合はなかなか指摘もされません。

 

また問題を指摘されていても、一方で耳障りの良い酒好きの言葉や「飲んだら君面白いね」「飲みっぷりがイイネ!!」「酒飲んでパーっと本音でいこう!!」なんて言葉のが優先されるでしょう。(翌日は後悔してもね)

これも依存症になる「大」特徴かもしれません。( ̄▽ ̄)あー

 

そして精神依存の後、10年~15年くらいかけて身体依存へとゆっくりとだんだんと進んでいくわけです。

 

このゆっくりとだんだんとが曲者ですね。

 

手が震えるなどの身体依存はないから「自分は違う」と思ってしまう人がほとんどでしょうし。

 

そもそも元々人生踏み外したいとか、酒で病気になりたいなんて思って飲みはじめる人はいないでしょうから。( ̄▽ ̄)そらそうよ。

 

このことを最初に知っているだけで、病気になるまで飲んでしまう人が減ってくれると思うのですが、なかなか酒を好んで飲んでいる人に正しく伝わることが難しいのが現実なのかもしれないですね・・・

 

今日も断酒で。

更新もつづく。