ドーパミンの正体
こんばんは。
ふなしです。
コメントくださった方から教えていただいた本を読みはじめてます。
「脳内麻薬(中野信子)」という本です。
ドーパミンって聞きますよね?
具体的に言うと脳に対して、やる気を出すように指示をする物質です。
褒められて気持ちよくなると「その行為が楽しくなる→やる気が出る」というときに脳内で活動をする物質です。
しかし「努力して褒められる喜び」と「快楽に我を忘れること」は意外にも同じこのドーパミンが関わっているそうです。
( ̄▽ ̄)えー?なんか全然違う気がするけどー
人間は動物と違って遠い将来のことを考えて例えば作物を作ったり、働くなどの行動をします。
これを知能的行動といいます。
動物は目の前のエサを食べるために狩りをします。こちらは生理的欲求です。
しかし人間も生理的欲求はあります。
例えば試験勉強をしなくてはいけないのに「遊びに行きたい」という生理的欲求はあるわけで、知能的行動と生理的欲求はぶつかり合います。
やるべきことはわかってはいても生理的欲求にはなかなか逆らいにくいもので、
この葛藤を克服するため「自分へのご褒美」のような快楽物質が出されます。
試験勉強を頑張ることで点数があがり褒められたり、尊敬されたりする。
この「自分へのご褒美」がドーパミンです。
この「自分へのご褒美」を得るために人は努力します。
すると脳に記憶され、行動が習慣化されてくるという仕組みになります。
しかし脳が「自分へのご褒美」を頑張らずに、ご褒美そのものだけ求めようとすることがあります。
これは脳内のドーパミンの異常からくるもので、心が弱いからではありません。
これが依存症や薬物中毒にみられるものです。
ドーパミンは生きる上で重要なものです。
が、脳に働きかけ意欲的にさせる物質ですから、大量に分泌されると過剰な興奮が生じます。
その結果アルコールの依存症など、ある種の行動がやめられなくなるのです。
( ̄▽ ̄)そういうことだったのか・・・
ちょっとまたつづきます。(明日じゃないかもしれないけど)
今日も断酒で。
更新もつづく。