あの日の自分になにか言えるならば

こんばんは。

ふなしです。

 

飲んだくれていた頃の自分に何か言えるのならば・・・

 

あまり人に惑わされるな。

良いと思うことは見習う、自分に合わないことは仕方ないと諦める。

憧れと自分が出来ることは違う。

見習いたいとずっと追い続けても相手も人間、欠点はある。

もしも何かがっかりすることがあった時に一気に先の自分までが見えなくなる。

 

酒によく誘ってくださった上司はとても良い方だった。

仕事が出来たのは勿論だけれど、人間としても素晴らしかった。

勉強熱心でもあり、家族思いでもあり、部下思いであり。

誰かに媚びることもなく、言うべきところは言う、みんなに尊敬されていた。

たくさん怒られたし、失礼と思いながら意見したこともある。

でも受け止めてくださって。

尊敬していたし大好きだった。

 

でもまだお若いのに病気になってしまいました。

今まで休んだのなんて見たことなかったのに、だんだん痩せてしまい入院もするように・・・

全部とは言わないが酒とたばこが主な原因だったのではないかと思う。

誰もが言っていたし、自分もそう思ったし。

 

自分はいずれどっちにしろ酒の病気にはなっていたと思うが、病気されたその辺から、周りの人間の掌返しや理不尽なこと、きたないこともたくさん見えてしまい飲み方は更に酷くなりました。

自分の病気の進行もちょうどその位だったのもあるのかもしれません。

 

なんか自分の信じるものと言うかそういうのを失ってしまうようで。

自分と弟は父親とは子どもの時からうまくいっとらんのです。

 

それ自体は諦めつうか、そんなに悩んではいないのですが、子どもの頃から目標みたいなものが学校や塾の先生だったり、バイト先の先輩だったり、この上司だったり。

そんな感じで歩いてきました。

 

いつも通り過ぎるといなくなってしまう存在ばかりでしたが、直属を離れてもいろいろお世話になってました。

でもびっくりするくらいあっけなく天国へと旅立たれました。

 

それが自分の酒の病気と関係あるわけではないです。

今ならはっきりそう言えますが、当時はかなりいろんなことが嫌になり飲んだくれました。

甘ったれてました。

そんな時ほどもっとちゃんとしなければいけなかったのに。

 

憧れてました。

豪快で素晴らしい方でしたが、酒の飲み方は違っていたと思います。

酒の席をとても大切になさる方でもありましたので仕方ないことなのかもしれませんが。

今でも尊敬していますが、でも酒の部分は違う。

自分はもう飲みません。

 

あの日の自分に何か言えるならば

「今すぐに酒やめろ」

 

今日も断酒で。

更新もつづく。